別注封筒について2
フィルムの特性と加工
STEP 04フィルムの特性
OPP 二軸延伸ポリプロピレン
透明度が高く光沢があり、フィルム本体にコシがあるのが特徴。封入作業に適した材質になります。袋の溶着部分が裂け易い為、重量物や厚みのある物には適していません。
[ 用途について ]
食品包装用として最も多く使われており、衣料雑貨も含めると約70%以上がOPPを使用しています。(野菜袋・タバコの包装用)
CPP 無延伸ポリプロピレン
OPPと比較して柔らかな手触りが特徴。若干透明度が劣りますがフィルム自体が伸びる為、袋強度が強く重量物や厚みのある物に利用されています。※寒冷地で使用する場合、衝撃で破袋する可能性があります。また、糊粘着強度も低下する恐れがあります。
[ 用途について ]
食パンなどの食品包装用に最も多く利用されています。
膨潤(ぼうじゅん)について
乾燥していない印刷物をPP袋に入れて保管すると、白濁や表面が波打つ現象が起こります。物質(フィルム)が溶媒(インクの油分)を吸収して体積が増加する現象で、水分を含んで膨れることと同様です。
STEP 05加工一覧表
袋の用途に応じて適切な加工を行う事で、袋の使い方に便利な機能が追加されます。
1折線加工 |
フタの部分を折り曲げやすくするための加工です。 |
2ミシン目加工 |
折線加工と同様。生地に切れ目を入れています。用途に応じて使い分けます。 |
3カットテープ加工 |
ラインテープを袋の端から引っ張る事により簡単に開封。 |
4空気穴加工 |
袋の中に入っている空気を逃がす事で破袋を防ぎます。 |
5半月穴加工 |
袋からフックなどを出す為の穴でカレンダーやうちわの外袋に多く使用されます。 |
6底マチ加工 |
内容物に厚みがある場合、袋の底部分にマチを作ることができます。 |
糊・テープの選択
STEP 06封筒の使い方に応じて糊とテープの選択が可能
袋の用途に応じて適切な加工を行う事で、袋の使い方に便利な機能が追加されます。
STEP 07テープ位置
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